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2016年1月

2016年1月11日 (月)

半襟の装いを上村松園さんに教わる

自宅近所の古本屋さんに立ち寄ったら(呼ばれた?)、また私好みの本と出会った。1993年にBunkamuraザ・ミュージアムで開催されたときの上村松園展の図録。店頭のお買い得コーナーにて300円で購入。

着物を着るようになってから、絵や本、映画などの選び方や好みが変わった。作者に対しては甚だ欠礼ではあるが、私の見どころは着物の着方や着物の描写がメイン。

4_2 青眉 昭和9年

この絵で注目したのは半襟の出し方。着物の下に収まっていると、下着の一部と見えるが、これはタートルネックのようで、着物の一部、重ね着のよう。

織や染などが着物の命であり醍醐味なのに、半襟はせっかくの着物の良さをマイナスにしているような気がして、長らくアンチ半襟派であった。洋服に関しては節操なく寛大な私なのだが、着物に関してはいちいちあげつらう小姑根性の持ち主である。その矛先は自分にも向かい、なかなか着物を楽しんで着ることができない昨今。今年からは心を広く持ち、半襟初めでもしますか。

   

6_2 深き秋 昭和23年

五つ紋の無地で白襟も、同じような着こなし。こういう着こなしだと着物の衿も汚れないから良いかも。作者ご本人の写真も掲載されていたが、やはり半襟はかなり着物から出ていた。

☆掲載の絵の画像は上村松園展(1993年開催)の図録から転載いたしました。 

 

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2016年1月 6日 (水)

菊唐草の小紋と毎日着物を着るおばあさん

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365日着物のかたがお店のお客様にいらっしゃる。普段もおでかけも、いつも着物。さりげない自然体。京都のご出身と聞いて納得。そのかたがこの小紋を見られて、「年齢関係なく着られるのよね、こういうの」とおっしゃった。確かに帯次第でいくつになっても着られそう。毎日着物のかたの目は確かです。

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今は街を行くおばあさんもパンツ姿が多く、たまにしか着物姿にはお目にかかれない。私が住んでいる街にも、昔はいつも着物のおばあさんがいた。おだんご頭で、着付け教室流のがちな着付けでなく、緩い無理がない自然体で、それがとても素敵だった。特にそのおばあさんの浴衣姿は印象的で、私の脳内アルバムに鮮やかに収まっている。

私も着物を扱う商売なのに着物をほとんど着ない。それでも今年は着ようと、とりあえず三が日は着物を着た。ずっと自分の着物の着地点が見つからず、着る気持ちになれなかった。人様の着物姿を見ては、これは私の着地点ではあらずとひそかに思いながら何年か過ごしていた。この三が日に着物を着て、自分の着地点は毎日着物を着るおばあさんの着物姿なのだと思った。

この菊唐草小紋は杉並ネットショップでお買い求めになれます。

http://suginami.ocnk.net/

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